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自分で書く、型定義ファイル

全7回

TypeScriptを使う大きな理由の一つに、型定義により得られるメリットが挙げられます。このシリーズでは、その型定義ファイルについて、書き方から型定義ファイル付きの自作ライブラリの作り方まで紹介していきます。

最終回 TypeScriptで書くライブラリとその公開

連載最後となる今回は、TypeScriptによる自作ライブラリ開発時の型定義ファイルの生成・設置方法と、npmにライブラリを公開するまでの方法を紹介します。

第6回 node_modulesの型定義ファイル

npmやGitHubよりインストールしたライブラリに対し、プロジェクト内で管理された型定義ファイルを割り当てる方法を紹介します。pathsオプションとmodule宣言による型定義ファイルの指定方法と、module宣言による型定義ファイルの拡張方法について紹介します。

第5回 モジュール形式のライブラリ-3

前回、前々回とES modules、CommonJSのライブラリの型定義ファイルの書き方を紹介してきました。今回はライブラリがES modules、CommonJSのいずれの場合でも、インポートの記述をES modules形式に統一できるようにする方法を紹介します。

第4回 モジュール形式のライブラリ-2

今回はCommonJS形式のライブラリの型定義ファイルの書き方を紹介します。型のエクスポートができない点と、インポート構文を使い分ける必要がある点を解決していきましょう。

第3回 モジュール形式のライブラリ-1

モジュール形式で提供されるライブラリの型定義ファイルを作成していきます。ES modules形式のモジュールを例に、型定義ファイルを作るときにどのような考慮をすべきか考えていきましょう。

第2回 グローバルスコープのライブラリ-2

前回に引き続き、JavaScriptで書かれたコードの型定義ファイルを作成していきます。TypeScriptの仕組みを学びながら、残された課題を解決していきましょう。

第1回 グローバルスコープのライブラリ-1

TypeScriptでは型定義により得られる多くのメリットがありますが、正確な型を定義すること自体が難しく感じてしまうことがあります。まずはとりあえず実行だけできる状態から始め、ステップを踏みながら型定義ファイルの書き方を学んでみましょう。